弁護士費用特約の等級に関するQ&A

弁護士費用特約の等級に関するQ&A

Q弁護士費用特約を使用すると等級ダウンするの?

A

 弁護士費用特約を使用しても原則として等級ダウンはしません。

 ですので,弁護士費用特約に加入されている方は,安心して弁護士費用特約を使用していただけます。
 保険には使用するといわゆる等級ダウンが生じるものと等級ダウンが生じないものとありますが,弁護士費用特約は等級ダウンが生じないものです。

 等級ダウンが生じない以上,弁護士費用特約を使用したことにより翌年の自動車保険料が上がるということもありません。

 ただし,これはノンフリート契約においての話ですので,フリート契約の場合には,異なります。

Qフリート,ノンフリートって何?

A

 自動車保険における契約の種類です。

 自動車保険には,フリート契約とノンフリート契約があります。

 契約期間が1年以上の自動車の所有・使用台数が9台までの方の契約がノンフリート契約であり,10台以上の方の契約がフリート契約です。

 個人の方でフリート契約となっていることはほとんどありませんが,運送会社などの場合には,フリート契約となっていることも多いです。

Qフリート契約とノンフリート契約の特徴

A

 ノンフリート契約の場合,自動車保険契約の割増率の適用単位は自動車一台単位です。

 これに対し,フリート契約の場合には,自動車保険契約の割増率の適用単位は契約者単位です。

 フリート契約の場合,保有台数が多いため,保険料の割引などがされます。

 フリート契約とノンフリート契約は,それぞれメリット,デメリットがありますので,現在車両保有台数を10台以上にすることを検討されている方は,保険料の点も含めて検討するのがよいと思います。

 フリート契約であるか,ノンフリート契約であるかは,弁護士費用保険(弁護士費用特約)の利用による翌年以降の保険料の額の変動にも関する情報であり,予め把握しておいた方がよいといえます。

 

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